工期が遅れないよう進捗状況に気を配りながら、業務に臨む
当社の建築事業部は、足場の組み立てを行う足場工事や建物の基礎を作るために重機で地盤を削る土工事、コンクリートの打設工事などを主に行っています。案件としては、ビルやマンション、学校などの工事を請け負うゼネコンの一次下請けを担うことが多く、二次・三次の下請け業者と協力しながら仕事をしています。その中で、私は見積もり金額についての交渉、材料や下請け業者の手配、施工管理、請求書の作成などの業務を担当。数か月から年単位の工期を要する工事の初めから終わりまですべてに関わっているため、調整ミスなどで工事の日程に悪影響が及ばぬよう進捗状況に気を配りながら業務を行っています。

急なイレギュラーにも、柔軟な対応ができるよう意識

私が仕事をする中で心掛けているのは、常に新しい提案ができるようにすること。長い期間の工事だと明日予定していたものが急にできなくなったり、期日の前倒しを求められたりと急なイレギュラーが発生することも多いですが、それに対して簡単に「無理」「できない」と言うのではなく、他に良いアイデアがあるのではないかと常に考え、柔軟な対応ができるよう準備をしています。もちろん、大変さもありますが、その分だけ工事が終わったときのお客様からの「ありがとう」が身にしみますね。特に記憶に残っているのが、岐阜市の市役所の新社屋の建築。工量や工事の種類が多く、期日もシビアな案件で、大変な思いもしましたが、多くの方から直接感謝の言葉をいただくことができ、疲れが吹き飛ぶほど嬉しかったのをよく覚えています。
当社で積み上げたノウハウと経験を伝え、次代を育てたい
当社の強みは、現場での柔軟な対応力。工事途中にコンクリート工事を追加で依頼されることもあるなど、幅広く業務を引き受けることができるのが当社の特徴です。業務を行っていく中で、多くの技術を身に付けることができるのも当社の大きな魅力ですね。今後は、自身の仕事をこなすだけでなく、若手や後輩指導にも力を入れていきたいと思っています。当社でこれまで積み上げてきたノウハウや経験を余すことなく次代の後継者に受け継いでいきたいですね。

一日の流れ
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8:00
朝礼
作業内容の確認を行います。
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10:00
巡回
現場を巡回し、進捗状況の確認や安全管理を行います。
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12:00
昼休憩
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13:00
昼礼
工事の進捗状況や午後の作業内容の確認を行います。
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14:00
資材手配
追加の工事などが発生した場合など、必要に応じて資材の手配を行います。
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15:00
退勤
現場から自宅へ直帰します。